父がタクシー会社を経営していた頃、
父は明石焼きの元祖といわれる、
向井清太郎氏の屋台に常連として通っていた。
父は会社の経営に失敗した友人から、
「屋台経営はお金がかからない(安い)。
明石焼きの屋台を作ってやりなおしたい。
向井のレシピを聞いてもらえないだろうか?」
という要望を受け、向井氏に相談した。
すると向井氏は、
父が明石焼き屋を本当にするわけがないと思ったのか、
父にレシピを教えてくれた。
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1952年(昭和27年)母がお好み焼き屋「よこ井」をオープン。
父はタクシー会社を辞めていた。
ここで思いがけない偶然が起こる。。。
仏壇の引き出しから、父が向井氏から伝授してもらった、
明石焼きのレシピが偶然にも出てきた。
このレシピをもとに、よこ井の明石焼きが出来あがる。
噂で聞いた話ですが、、、
向井氏は自身の子息にもレシピを伝える事はなかったようです。
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その後、横井孝子がよこ井を受け継ぎ、
お客様の要望を1度だけ受け、味に手を加えました。
味に手を加えたのは、後にも先にも1度だけです。
「向井流」から「横井流」へ・・・
この「まぼろしの味」を食す事が出来るのは、よこ井だけです。
ご来店お待ちしています。
当店自慢の明石焼きです。他店と違い、焦げ目が特徴です。
明石焼き1本。こだわり続けて作り続けています。
よこ井の作る「明石焼き」。是非ご賞味下さい。